本文へスキップ

たび / 大阪府

通天閣

大阪・新世界のシンボルタワー。地上87.5mの黄金の展望台と最上部の屋外展望台から市街地を一望でき、3代目ビリケンさんの足の裏を撫でると願いが叶うと伝わる大阪定番の観光スポット。

基本情報 2026年7月12日時点・公式サイト確認
アクセス
Osaka Metro 堺筋線「恵美須町駅」3番出口から徒歩約3分・阪堺電気軌道 阪堺線「恵美須町停留場」から徒歩約3分。Osaka Metro 御堂筋線「動物園前駅」1番出口から徒歩約6分。JR環状線「新今宮駅」通天閣口(東出口)から徒歩約6分。
所要時間目安
60〜90分程度(各フロア巡回+ビリケン参拝含む。タワースライダー等の体験オプションを加える場合はさらに余裕を見ること)
料金
一般展望台 大人(15歳以上)1,500円・子ども(5〜14歳)800円。特別屋外展望台(天望パラダイス)は別料金(公式サイトで要確認)。
営業時間
9:00〜21:45(最終入場21:15)
休み
公式サイトに定休日の記載なし(要事前確認)
公式サイトを見る ↗

※ 料金・営業時間は変わることがあります。おでかけ前に公式サイトをご確認ください。

天に通じる塔、戦後復興の象徴として蘇った大阪のシンボル

通天閣は大阪市浪速区の新世界地区に立つシンボルタワーだ。「天に通じる高い建物」という意味を持つ名の通り、大阪の街の上に堂々とそびえ、遠くからひと目で分かるその姿は、地元の人にも観光客にも変わらず親しまれ続けている。 初代通天閣は1912年(明治45年)に建設されたが、1943年(昭和18年)の火災で焼失し、残骸は戦時の鉄材として解体された。現在の2代目タワーは1956年(昭和31年)に地域住民の寄付によって再建されたもので、戦後復興の象徴として市民の力で建て直された経緯を持つ。そこから70年近くが経った今も、新世界の空に変わらず立ち続けている。 所在地は大阪市浪速区恵美須東1-18-6。最短アクセスはOsaka Metro 堺筋線 恵美須町駅(3番出口)または阪堺電気軌道 阪堺線 恵美須町停留場から徒歩約3分で、JR・南海の新今宮駅や御堂筋線の動物園前駅からも歩いて10分圏内に入る。

黄金の展望台(地上87.5m)と最上部の屋外展望台、2層で楽しむ眺め

通天閣には性格の異なる2つの展望スペースがある。5階にある「黄金の展望台」は地上87.5メートルの室内展望台で、「秀吉の黄金の茶室に負けじ」と装飾が施された黄金の空間から大阪市街を360度見渡せる。3代目ビリケンさんもこのフロアに安置されており、展望とビリケン参拝を同時に体験できる。入場料は大人(15歳以上)1,500円・子ども(5〜14歳)800円で、営業時間は9:00〜21:45(最終入場21:15)。夜間は市街の夜景も楽しめ、昼と夜で全く異なる表情を見せる。 最上部のR5F(地上94.5m)には屋外に出られる「天望パラダイス」があり、風を感じながらパノラマを体感できる(別料金・公式サイトで要確認)。4階の「光の展望台」は夜間にディスコ風の照明演出が施され、こちらも昼間とは別の楽しみがある。3階には約100年前の新世界を再現したジオラマと映像展示も設けられており、フロアごとに趣向が異なる。 1階エントランスには「初代通天閣 復刻大天井画」が展示されており、クジャクや季節の花々が色とりどりに描かれた大天井画が来館者を出迎える(公式フロアガイド確認済・2026-07-12)。

3代目ビリケンさんの足の裏に、大阪式の願掛けを

黄金の展望台(5階)のもうひとつの主役が、3代目ビリケンさんだ。ビリケン(Billiken)はアメリカ生まれの「幸運の神様」キャラクターで、ふっくらとした体に尖った頭頂部と満面の笑みが特徴的な金色の御神体(公式サイトでは「金髪の3代目ビリケンさん」と案内)。初代通天閣に飾られたことをきっかけに大阪に根付き、以来「大阪の神様」として愛されてきた。 参拝の作法がユニークで、台座の横に設けられた柵の中に手を入れ、ビリケンさんの足の裏を撫でると願いが叶うとされている。国内外から訪れた観光客がこの「足の裏参拝」を目当てに行列をつくる光景は、通天閣の日常風景のひとつだ。1〜2階のオフィシャルショップにはビリケングッズが豊富に揃い、大阪みやげの定番コーナーとして機能している。

串カツと昭和の看板建築、新世界の街を地上で歩く

通天閣の周囲に広がる「新世界」は、展望台とセットで楽しめる大阪の名エリアだ。明治末期から大正にかけて開発された歓楽街を前身に持ち、現在も昭和の看板建築が残るアーケードが軒を連ねる。エリアの代名詞は串カツで、「ソース二度漬け禁止」のルールが守られている串カツ屋が通りに点在している。 展望台から降りた後にジャンジャン横丁(南陽通り)などのアーケードを歩くと、上から見ていた街を地上で体感するという二層の楽しみ方ができる。徒歩圏内には天王寺動物園・阿倍野ハルカス展望台・天王寺公園エントランスエリア(てんしば)など複数の観光スポットが集まっており、新世界を起点にエリアを半日〜1日かけて回るプランも組みやすい。

山本 清

この人ならこう回る

山本清ならこう回る(昭和レトロ歴史散策コース)

  1. 10:00Osaka Metro 堺筋線 恵美須町駅 3番出口を出て、アーケードの入り口越しに通天閣を遠くに見据える。「昭和の写真で見た景色と変わっていない」と確認しながら正面へゆっくり歩く。
  2. 10:15通天閣に入場(大人1,500円・一般展望台)。展望エレベーターで5階・黄金の展望台(地上87.5m)へ一気に上がる。5Fが一般入場の最上フロアで、ここから4F→3F→2F→1Fと降りながら各フロアを巡る下降式の順路となっている。なお屋外の天望パラダイス(R5F・地上94.5m)は別料金のセット券が必要なため、本行程には含まない。
  3. 10:455階・黄金の展望台(地上87.5m)から大阪市街を一望。教壇に立っていた時代の大阪と今の街を頭の中で重ねながら、遠くに見える建物の名前を確認する。手帳に気づいたことをメモ。
  4. 11:053代目ビリケンさんの足の裏を撫でて、家族の健康を願う。「アメリカ生まれの神様が大阪の神様になった」という由来を手帳に記録。
  5. 11:20エレベーターで降りながら3階のジオラマ展示で100年前の新世界の姿を頭に入れ、1階エントランスの「初代通天閣 復刻大天井画」を目に焼き付けてから通天閣を後にする。ジャンジャン横丁(南陽通り)へ移動し、昼前の空いた時間帯に串カツを数本。ソース二度漬け禁止のルールをきちんと守りながら食べ、隣に座った観光客と少し話して午後の散策へ。