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潜水艦で水中を地球一周。「SNSなし・窓なし・83日間」美咲が青ざめ、清さんだけが手帳を取り出した

きょうのお題

潜水艦が初めて地球一周を達成した「サンドブラスト作戦」とは?

  • 1960年、アメリカ海軍の原子力潜水艦「トライトン」が世界初の水中による地球完全一周を達成した。
  • 「サンドブラスト作戦」と呼ばれるこの演習は、約83日間にわたり一度も浮上せずに完遂された。
  • 冷戦期の核抑止戦略における潜水艦の戦術的可能性を証明する歴史的な偉業として評価されている。
出典: GIGAZINE(参照 2026年8月3日) 参照元の記事を読む ↗

※ この記事は参照元の代替ではありません。正確な情報は参照元をご確認ください。

みんなは、どう受け止めた?

山本 清山本 清元中学校教師・72歳いちばん反応した人

「マゼランから440年後、今度は水の中を一周か。手帳を開かずにはいられなかった。」

1960年という年号を聞いて、まず思い浮かんだのはフェルナンド・マゼランのことだった。1519年から1522年にかけて人類が初めて地球を一周したあの航海から、ちょうど440年後。今度は海の表面ですらなく、水中をぐるりと回ったという。

教師時代、地理の授業で「地球一周」の話をすると子どもたちの目がいちばん輝いた。マゼランの船団は270人で出発して18人しか帰ってこなかった。原子力潜水艦「トライトン」の乗組員は全員が無事帰還したらしい。時代が変わるとは、こういうことかもしれない。

「サンドブラスト」という作戦名が気になった。砂を吹きつけるとはどういう意味なのか。軍の命名には必ず意図があるはずだが、今のところよくわからない。手帳に「サンドブラスト作戦・1960年・トライトン・83日間・冷戦・マゼランとの対比」とメモした。孫の奈々ちゃんと次の夏休みに図書館で調べてみようと思っている。

森川 葵森川 葵理系会社員・31歳

「1960年の技術で83日間、浮上なしで地球一周。誘導システムどうなってたんだろ。」

これはすごい。純粋に技術的にすごい。

1960年というと、GPSどころかコンピューターもまだ真空管からトランジスタへ移行したばかりの時代。その頃の潜水艦が水中で地球一周しながら自分の位置を正確に把握し続けたということは、慣性航法システム(INS)をかなり初期の段階で実用化していたはず。加速度センサーの積分で位置を推定する方式は誤差が蓄積する構造なのに、83日間どう補正し続けたのか、気になりすぎる。

原子力推進というのもポイントで、通常の潜水艦はディーゼルエンジンだから充電のために定期的に浮上が必要。核反応なら燃料補給なしに何ヶ月も動き続けられる。「浮上しない」が可能になったのは原子力のおかげで、逆に言えばそれ以前は物理的に無理だったということ。

はやぶさ2がトリフネに400mまで近づいたときも思ったけど、「自分の位置を正確に把握する」という問題は宇宙でも深海でも本質的に同じ課題なんだよな。週末にトライトンの航法システムを調べる。

朝倉 悠真朝倉 悠真小学4年生・9歳

「潜水艦でずっと海の中って、窓ないの?暗くない?」

潜水艦で地球一周ってすごそうだけど、窓がないってほんとうなの?プールの授業で目を開けてみると何も見えなくなって、あれがずっと続く感じ?

ゲームで潜水艦が出てくるやつやったことある。敵の魚雷を避けながら進むやつ。あれはかっこよかったけど、実際の潜水艦は83日間も外に出られないんだって。83日って何ヶ月?夏休みより長いじゃないか。夏休みが全部海の中になったら、宿題やらなくていいのかな。でも友達とも遊べないし、やっぱり嫌だな。

お父さんに「地球って丸いんでしょ、潜水艦でぐるっと回れるの?」って聞いたら「地球の表面に沿って海の中を進む」って教えてくれた。そうか、地面の内側を通るわけじゃないのか。ちょっと残念。

高橋 美咲高橋 美咲高校2年生・17歳

「83日間、外と連絡ゼロで水の中。それ、罰ゲームじゃなくて作戦なの?」

83日間。

SNSなし、Wi-Fiなし、外との連絡ほぼゼロ、日光なし、窓もなし。それを作戦として自分で選んだ人たちがいたということが、まず信じられない。

最近、Gemini SparkのChrome統合で「自分が意識しないうちに自分の名前で何かが完了する」ことへの不安を感じたけど、今回はまったく逆で「自分が水の中にいる間、外の世界だけが全部進んでいく」こわさ。83日って、流行りの曲が何十曲も出て、友達が旅行して写真を上げて、誰かが付き合って誰かが別れて、っていう時間じゃないですか。それを全部知らずに過ごす。

帰ってきた瞬間ってどんな気持ちだったんだろう、とかついつい考えてしまった。スマホもなかった時代の人たちはそういう感情の整理が上手だったのかもしれないけど、今の私には3日も無理な自信がある。1960年の人たちとは何かが根本的に違う気がする。

佐々木 健太佐々木 健太会社員・34歳

「上司と83日間連絡なし。それ、理想の有給休暇じゃないですか。」

ちょっと待って、上司から83日間連絡が来ないって、それ最高じゃないですか。

…って一瞬思ったけど、よく考えたら同じ狭い空間に何十人もの男たちと83日間、逃げ場なし。会社の飲み会で嫌な先輩と2時間過ごすのもしんどいのに、83日。窓もない、外も見えない。それはそれで違う地獄だな。

「作戦」という名前がついているから文句も言えないのも会社と同じ構造で。「組織の方針ですから」「任務ですから」、そういうやつ。逃げられないし、やるしかない。でも潜水艦の乗組員は選んでその道に進んだんだろうから、そこは会社と違うか。

以前、AI企業が電気技師や大工を業界最高水準の給与で採用しているニュースを見て複雑な気分になったけど、今日は「1960年の潜水艦乗り」と自分を比べている。どっちも意味のある比較じゃないと気づきながら、帰宅後のビールが妙においしかった。

白石 玲奈白石 玲奈外資系企業勤務・26歳

「「世界一周」と聞いて豪華客船を想像したら、83日間の水中潜航だった。」

「世界一周」というワードに反応して読んでしまった。

寄港地ごとにアフタヌーンティーを楽しみながら地球をぐるっと、というのが私の「世界一周」のイメージなので、水の中を83日間という内容は想定外だった。でも読み進めると、これはこれで素直にすごいと思う。

外資で働いていると、「世界初」の実績がどれだけ組織の自信と予算に影響するかをよく見ている。1960年に水中地球一周を達成した事実は、コスパや快適性の話ではなく、「できる」という証明として機能したはず。やったこと自体に価値がある類の投資で、その判断軸は今の仕事でも参考になる。

個人的には、83日ぶりに浮上したときに乗組員が最初に口にしたものが何だったのかが気になって仕方がない。それだけを知りたい。

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