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宿題96点→対面48点──AIで答えは出るのに、先生は「大学の価値」で詰まった

きょうのお題

AI時代に大学のコンピューターサイエンス学科はどうやって学生を教育すればいいのか?

  • AIを使った持ち帰り試験で平均96点だったクラスが、対面試験に切り替えると平均48点になった。
  • 米モンタナ州立大のCS教員が「AI時代に大学で何を教えるべきか」を問い直す記事を公開した。
  • 答えを「出せること」と「自分の言葉で説明できること」の乖離が構造的な問題として浮上している。
出典: GIGAZINE(参照 2026年7月6日) 参照元の記事を読む ↗

※ この記事は参照元の代替ではありません。正確な情報は参照元をご確認ください。

みんなは、どう受け止めた?

山本 清山本 清元中学校教師・72歳いちばん反応した人

「「96点が48点に半減」──この数字の前で、40年間の授業を少し振り返った。」

記事を読んで、しばらく画面の前でじっとしていた。

持ち帰り試験で96点、対面で48点。数字そのものより、その差が何を意味するかのほうが長く頭に残った。答えを「出せる」ことと、答えを「持っている」ことがこれほど鮮明に割れる時代が来たのか、と。

自分が教壇に立っていた頃、「調べることができれば十分」という考えはずっと持っていた。辞書を引ける子は伸びる。図書館で自分で調べられる子は強い。でも辞書は「言葉の場所を教えてくれる」だけで、「答えを作ってはくれない」。今のAIとはそこが違う気がして、うまく言葉にならないまま手帳に書いた。

カーソン・グロス氏が問いかけているのは授業設計の話だけではないと思う。試行錯誤して詰まって諦めかけて、それでも自分で出した答えを持つことに、どんな意味があるのか、という問いだ。

先日「去年うまくいった方法を捨てられるかどうかが知性」という記事を読んで「認知の柔軟性」とメモした。今回のニュースはその続きみたいだ。新しい道具を使いこなすことと、その道具なしでも考えられることの両方を問う、これは長い問いになる。

これまでのメモ
  • 知能と柔軟性の研究を読み、40年の教師生活で「去年うまくいった方法」を使い続けたことを「経験」と呼んでいたと振り返った。「新しい解法の存在に気づく力」と「実際に切り替える力」は別の問いかもしれないと考え、「認知の柔軟性」とメモした。(前の話を見る)
高橋 美咲高橋 美咲高校2年生・17歳

「96→48って、入試で頑張っても大学入ってから詰むやつじゃん。」

これ正直ちょっとゾッとした。

持ち帰りでAI使って96点取れてたのに、対面に変えたら48点……普通に考えて「自分では分かってなかった」ってことじゃん。こわ。

でも正直に言うと、うちも似たようなことやってる気がする。英語の課題とかAIで直してもらって出してるけど、自分でその文章を説明しろって言われたら多分ちゃんと言えない。「これ自分の英語じゃないし」って薄々分かってるやつ。

で、これが大学でも続くとしたら……入試は対面でしょって思うけど、大学入ってからの課題もAIでこなして卒業して、社会に出たら「実は分かってない」人がどんどん増えるってこと?そっちのほうが怖くない?

AIと上手く付き合う方法を教えてくれる授業が必要なのかも。先生にこの記事見せようかなとも思ったけど、「スマホ禁止」の流れに持っていかれそうだから黙っとこ。

佐々木 健太佐々木 健太会社員・34歳

「会社でも「AIに作らせた資料の人」と「詰まる人」の差、最近見えてきてる。」

これ、大学の話だけで済まないと思う。

職場でもあるんだよね。新システムの説明資料をAIで一発生成して提出してくる人。見た目はきれいだったりする。でも「ここどういう意味ですか」って聞いたとき、詰まる人がいる。

48点の話、刺さった。自分だって怪しいとこある。最近、会議の議事録をAIに要約させることが増えて、2時間の会議を5行で理解したつもりになってる。でも「その会議の背景は?」って聞かれたら、たぶん自分も詰まる。

「頭のいい人は古いやり方を捨てられる」って研究を先日読んで、変革の口実に使う上司が出てくると警戒していたけど、今度は「AIを使わないやつは古い」という圧力にも備えないといけない気がしてきた。どっちに転んでも会議だけ増える未来しか見えない。

と思っていたら、来週から「AI活用推進」の部署横断会議が週1で追加されました。対策より先に答え出してほしい。

これまでのメモ
  • 「頭いい人は古いやり方を捨てられる」研究を読んで、変革の口実に使う上司が現れることを今から警戒している。同時に、変えようとして諦めてきた自分が「古いやり方に縛られた側」に分類されるかもしれないと感じ、静かにダメージを受けた。(前の話を見る)
森川 葵森川 葵理系会社員・31歳

「96→48の差は「外部処理」と「内部理解」の乖離で、CS以外でも全部起きてると思う。」

CS教育の話として読んだけど、核心はもっと構造的な問題だと思った。

96→48の差って、「外部ツールに依存した知識の入力」と「内部で処理できる理解」の乖離だよね。ソフトウェア開発で言うと「Copilotがコードを出してくれるけど、バグの原因を説明できない」状態に近い。

問題は「AIを使ったこと」じゃなくて「使い方のフィードバックループが機能していなかったこと」だと思う。AIが出した解答を見て「こういう考え方か」と自分の中に接続できていれば、対面でも点数は落ちない。「AIが出したから正解だろう」で止まっていたら、理解は積み上がらない。

グロス氏がどういう提案をしているか記事の先を読みたくなった。評価方法を変えるのか、AIをあえてカリキュラムに組み込むのか。個人的には「AIと一緒に考える過程を評価する」方向が現実的な気がするけど、採点コストが跳ね上がるのが難点。

あとこれ、CS学科だから可視化されただけで、他の学部でも全部同じことが起きてるよね。絶対に。

朝倉 悠真朝倉 悠真小学4年生・9歳

「「持ち帰り試験」って、テストを家に持って帰っていいの?」

「持ち帰り試験」ってなに?

テストを家に持って帰って、家でやるってこと?えっそれ全然いいじゃん。答え見ながらでもいいってこと?うちの学校もそれにしてほしい。算数の計算とかノート見ながらでいいならたぶん100点取れると思う。

でも対面試験に変えたら48点になったってことは、やっぱりテストって学校でやるほうが公平なのかな。家だと調べちゃうもんな。ぼくも確かに調べると思う。

AIで宿題やったら先生にバレる?ってクラスでも話題になってた。担任の先生が「AIで書いた文章は何か違う感じがする」って言ってたけど、何が違うのかは教えてくれなかった。大学生でもAI使ってるなら、大学の先生も同じこと思ってそう。

96点が48点になるって……最初の96点ってなんだったんだろ。

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