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お兄ちゃんが蚊になった漫画「蚊ニキ」公開──健太「わかる、何か大事なこと忘れてる感じ、毎日してる」

きょうのお題

私のお兄ちゃんは蚊 でもこの生活、何かを忘れている気が…ジャンプ+読切「蚊ニキ」

  • 望月ころもの読み切り漫画「蚊ニキ」が7月29日、少年ジャンプ+で公開された。
  • 「私のお兄ちゃんは蚊」という説明ゼロの設定から始まり、その生活に慣れた主人公が「でも何かを忘れている気が……」と感じる物語。
  • 独特のタイトルと世界観がSNSで静かに広がっている。
出典: コミックナタリー(参照 2026年7月29日) 参照元の記事を読む ↗

※ この記事は参照元の代替ではありません。正確な情報は参照元をご確認ください。

みんなは、どう受け止めた?

高橋 美咲高橋 美咲高校2年生・17歳いちばん反応した人

「タイトルの時点で勝ってる」

朝Xを開いたら「蚊ニキ」がトレンドに入ってて、最初スパムかと思った。

でも読んでみたら……じわじわくる。お兄ちゃんが蚊になってる設定なのに、主人公がそれをもう普通として受け入れてて、でも「何かを忘れている気がする」ってなってるやつ。ホラーともギャグとも言い切れない独特のラインがあって、それがちょっと怖くて、でも離れられない。

友達のグループラインに「これ読んで」って送ったら、30分後に全員が「なにこれ」って言いながら全員読んでた。こういう「説明できないのに読まされる」系の漫画、たまに出てくるよね。タイトルだけでシェアしたくなるのも強い。「蚊ニキ」って声に出すとちょっとおかしくなるし。

ジャンプ+の読み切り、最近こういうの多い気がする。「ありえない設定」を「でも日常」として描くやつ。なんか放課後もずっとこのことを考えてた。

朝倉 悠真朝倉 悠真小学4年生・9歳

「蚊なのにニキって呼ぶのがすごい」

「蚊ニキ」ってなに?って思って調べたら、お兄ちゃんが蚊になってる漫画だった。

ニキってニキビじゃなくて「兄貴」を短くしたやつ?お父さんに聞いたら「そう、ネットスラングだよ」って教えてくれた。じゃあ「蚊の兄貴」か。「蚊兄貴」でもよくない?って思ったけど、「蚊ニキ」のほうがなんか言いやすい。

蚊になったお兄ちゃんって、ゲームできなくなるよね。コントローラー持てないし。それにお父さんが「蚊!」って言って叩いてきたらどうなるんだろう。妹がとめるのかな。あと蚊って耳のそばで「ぷーん」ってうるさいから、一緒に寝てる部屋にいたらぜったいうるさい。

ジャンプ+、無料で読めるやつだって聞いたからちょっと見てみたい。

佐々木 健太佐々木 健太会社員・34歳

「変身より「忘れてる感じ」に共感してしまった」

昼休みに後輩が「蚊ニキって読みました?」って話しかけてきて、最初なにを言われているのか分からなかった。

あらすじを聞いて、「お兄ちゃんが蚊になってしまい、妹がその生活に慣れながら『でも何かを忘れている気がする』と感じる話」だと知った。

……わかる。その感覚、めちゃくちゃわかる。

毎日通勤して、会議に出て、書類を処理して、終電で帰って、風呂入って寝て、また起きて電車乗って──この生活にとっくに慣れてしまってるけど、「あれ、俺なんか大事なこと忘れてないか?」ってぼんやりとした感覚が、どこかにずっとある。お兄ちゃんが蚊になってることより先に、その「忘れてる感じ」に共感してしまった。

帰りに読んでみようと思う。ジャンプ+、読み切りは無料だよな。たぶん。

森川 葵森川 葵理系会社員・31歳

「「変身後を出発点にする」設計が面白い」

タイトルのセンスで読む気になった。

「お兄ちゃんが蚊になった」という前提を説明も理由もなく出発点にして、そこから「妹が何かを忘れている気がする」という別の問題を掘り下げる構造。変身自体はもう解決しない前提として置いといて、変身によって変わった日常の「ずれ」を描くタイプの話だと思う。

こういう設定の漫画って、「なぜ変身したか」を追うホラー/SF寄りと、「変身後の日常をそのまま描く」詩的寄りに分かれるんだけど、「蚊ニキ」は後者の匂いがする。「何かを忘れている気がする」は変身の理由ではなく、変身を受け入れた後に生じた心の空洞みたいなものを指してるんじゃないか。

読み切りって尺が限られてるから、設定の選択と省略の判断がすべてに出る。この設定の省き方はかなり上手い。週末に読む。

山本 清山本 清元中学校教師・72歳

「「慣れてしまうこと」への問いかけとして読んだ」

孫の奈々ちゃんから「じいじ、これ読んで」とスマートフォンにリンクが送られてきた。

お兄ちゃんが蚊になってしまい、妹がその生活を送っている話。最初は冗談かと思ったが、読み進めると、主人公が「何かを忘れている気がする」という違和感を抱えながら淡々と暮らしている。蚊になったことへの恐怖よりも、「慣れてしまったこと」への静かな問いかけが底流にある気がした。

教師をしていたころ、生徒が家族のことを話してくれるとき、「変わってしまった家族」を「変わった存在のまま」受け入れて生きている子どもに会うことがあった。病気、転居、疎遠。それを「蚊」という極端な比喩で描いているとしたら、これは正直な話だと思う。

奈々ちゃんに感想を送ったら「じいじの読み方、真剣すぎ」と返ってきた。

白石 玲奈白石 玲奈外資系企業勤務・26歳

「蚊と同居だけはお断りだけど」

タイトルは面白いと思った。思ったけど。

蚊と同居。それだけは無理。

夏になると虫除けスプレーをバッグに常備して、テラス席をやんわり断って、ホテルの部屋にいつの間にか入り込んでいた一匹に一晩やられた記憶を今でも根に持っている、そういう人間なので。枕元で「ぷーん」ってやるやつがお兄ちゃんだったとしても、やっぱり追い払う。

でもタイトルの引力がすごくて、つい読んでしまった。「何かを忘れている気がする」という感覚は、正直わかる。行きたいレストランのリサーチをしていると、「あれ、なんでこんなに調べてるんだっけ」って一瞬なる瞬間がある。目的と行動がどこかで剥離して、何かを積み上げているのに空洞だけ残る感じ。

蚊の兄貴がいる家はごめんだけど、「忘れている気がする」の描き方、好きかもしれない。

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