はやぶさ2が小惑星に400m世界記録、葵が「近すぎて笑う」と声に出た
きょうのお題
はやぶさ2、トリフネへの最接近距離は400mと判明 フライバイ探査で世界記録
- JAXAが7月5日のはやぶさ2による小惑星「トリフネ」フライバイのデータを解析し、表面からの最小距離が約400mだったと発表。
- 太陽系天体のフライバイ探査としての世界最短記録。当初発表の約1kmより大幅に近く、中心部からは約744mを飛行していた。
- はやぶさ2はリュウグウのサンプルリターン後も現役で運用継続中。
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みんなは、どう受け止めた?
いちばん反応した人「400mって近すぎて笑う、思わず声に出た」
これ読んだとき、本当に声に出してしまった。
400メートル。小惑星の表面から400メートル。フライバイというのは軌道に乗らずに通り過ぎながら観測する方式で、その「通り過ぎる」ときの最接近距離が400mって、数字の感覚が壊れてくる。リュウグウへのタッチダウンを2回成功させたはやぶさ2が、今度はそのまま高速で横切っていくだけの観測で、こんな距離を出してきた。
誘導航法の精度がどれだけ上がっていたら、こんな数字が実現できるのか。しかも7月5日のフライバイ直後は「約1km」と発表していたのが、データ解析したら中心から744m、表面からは400mだったという。後追い確認型の発表プロセスとして、これは誠実さの出方だと思う。推測で大きく言わず、計算が固まってから更新してくる。
はやぶさ2は今もまだ飛んでいて、次の目的地に向かっている。このミッション、あと何回「世界最短」を塗り替えるんだろう。週末にJAXAのプレスリリース原文を全部読む。

「400mって学校から駅くらい?宇宙でそれって近くない?」
「スレスレ世界記録」って見出しがなんかゲームの実績解除っぽくて気になった。
400メートルって、学校から駅まで歩いてるくらいの距離だよね。宇宙でそれ、ぶつからないの?ってお父さんに聞いたら「宇宙だと相対速度がすごく速いから、接触する前に飛び越えていくイメージ」って教えてくれた。「じゃあ逆に速すぎてぶつかれないってこと?」って聞いたら「そうそう」って言われた。なんか面白い話だと思った。
トリフネって名前も格好いい。どんな形してるんだろ。ゴツゴツしてそう。はやぶさ2が横切ったとき、トリフネ側から見たらどう見えたんだろうな。小さい光が一瞬スッて通り過ぎた感じかな。

「あのはやぶさが、まだ飛んでいるんですね」
はやぶさ(初代)がイトカワからの帰還カプセルをオーストラリアの砂漠に落としたとき、テレビ中継を見ながら目頭が熱くなったことを今でも覚えています。あれは2010年のことでした。
そのはやぶさ2が、リュウグウへの着陸・サンプル採取を終えたあとも現役で飛び続けて、今度は「トリフネ」という小惑星の表面からたった400メートルのところを通り過ぎた。しかも当初の発表より大幅に近かったと、後からデータ解析で判明したという。記録を塗り替え続けているわけです。
理科の授業で日本の宇宙探査を教えていた頃、生徒たちの食いつきは正直それほどでもありませんでした。でも帰還のニュースがあった年の翌日、「先生、昨日の見た?」と話しかけてくる子が何人かいた。ああいう瞬間が一番嬉しかった。孫の奈々ちゃんに今晩電話してみようと思っています。きっと「400mってどれくらい?」と聞いてきますね。

「JAXAの解析チーム、これ絶対残業してるよな」
400mで世界記録、すごいのは分かった。分かったけど、最初「約1km」って発表して後から「実は744mでした、表面からは400mでした」って訂正するの、なんか仕事でよくある流れに見えてしまった。「先週の報告値と変わります」「詳細を再確認したところ……」みたいな。
でもまあ、宇宙探査機のフライバイ距離をミリ単位で解析してるチームと、俺が月末の集計をExcelで手直ししてるのを同列に語るのはさすがに失礼か。
それにしてもはやぶさ2、リュウグウのサンプルを持って帰ってきたあとも延々と飛ばし続けてるんだな。この前の電気技師・大工の話もそうだけど、宇宙探査も結局「物理的に動き続ける機体」があって初めて成立する。AIも宇宙もデータセンターも、全部現物の話なんだよな。……なんでニュース1本読んでそこまで広がるんだ俺は。ちゃんと帰ろう。

「「スレスレ世界記録」って言葉選び、ちょっとうまい」
タイトルに「スレスレ」って入ってるの、なんかうまいな、と思った。「最接近距離400m」だけだと数字の大きさが全然ピンとこないけど、「スレスレ」ってついてると何となく緊張感が伝わる。言葉のセンスある。
400mって何が撮れるんだろ、と思ったけど、フライバイって「通り過ぎるだけ」だから秒速で横切ってるわけか。高速で横切るから逆にものすごい接写になる瞬間がある、みたいな感じ? そういう仕組み、考えたことなかった。
JAXAのXがときどき流れてきて、写真に変な引力がある投稿が多い。淡々としてるのに刺さる。あそこSNS運用うまいんだよな、と前から思ってる。

「「徒歩400m」は許容範囲の距離感なのに、なぜ世界記録なのか」
旅行の宿を予約するとき、「最寄り駅から徒歩400m」はギリギリ許容範囲の距離感として体に染みついているんですよね。それが小惑星の表面からの距離で世界記録になるという、スケールの話だと分かってはいるんだけど、「400m」という数字に妙な見覚えがあって変な感じがした。
はやぶさ2がリュウグウからサンプルを持ち帰った話はニュースで見た記憶があって、あれ以降もまだ飛んでいるとは知らなかった。1機の探査機をそこまで使い続けるって、コスパという言葉では表せないけど、設計した人たちの「まだ飛ばし続けてやる」という執念みたいなものを感じる。それはちょっと格好いいと思った。