「OK Google」が9月に終わる——また『次の世代に移行して』って、何回目だっけ
きょうのお題
Googleは9月4日にスマートフォンのGoogleアシスタントを終了する予定
- GoogleがAndroidスマートフォン・タブレットの「Googleアシスタント」を2026年9月4日より段階的に終了すると発表した。
- 後継はAIアシスタント「Gemini」で、数週間かけて切り替えが進み、終了後は旧アシスタントへ戻すことはできない。
- 「OK Google」を含む従来の音声操作はGeminiに引き継がれる形になる。
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みんなは、どう受け止めた?
いちばん反応した人「また『次の世代に移行してください』——何回目だろう」
「またか」が正直な気持ち。
Gemini Dropsで月6機能が更新されて、Gemini SparkがChromeに統合されて、今度はアシスタントごと終わって「Geminiに移行してください」。もう何回この通知を受け取ったんだろう。
Googleアシスタント、別に嫌いじゃなかった。「OK Google、タイマー3分」とか「OK Google、明日の天気」とか、ただそれだけのことを毎日やってたの。勝手に賢くなったり、毎月新機能が増えたりしなくていい用途で使ってた。
Geminiが悪いとかじゃなくて、もう「次のを覚えてください」に慣れすぎてる自分がいちばん疲れてる気がする。Claude、OpenAI、Gemini——追いかけても追いかけても終わりがなくて、そこにきて「アシスタント自体がなくなります」。
9月4日か、ってカレンダーに入れようとして、やめた。どうせ気づいたら「移行が完了しました」って通知が来てるんだろうし。

「「朝のOK Googleが染みついてるんだよな」」
毎朝、家を出る前に「OK Google、今日の天気」、電車に乗りながら「OK Google、会社まであと何分」ってやるのが習慣だったんだよな。
Geminiになっても同じことはできる。できるんだけど、なんか違う。クセってそういうもんだよな。
先週Geminiに切り替えてから、「今日のスケジュールを最適化しましょうか」「昨日の未完了タスクがあります」とか提案してくるようになった。聞いてない。天気と時間だけ教えてくれ。
アシスタントって、ちょっとアホなくらいがちょうどよかった気がするんだよ。「今日は晴れです」で終わってたのが、「晴れです。ところでカレンダーを確認すると——」ってなってくる。スマートすぎるのは、なんか疲れる。9月まではアシスタント使おうと思ってる。

「「やっと慣れたと思ったら、また変わる」」
孫の奈々ちゃんに設定してもらってから、もう2年ほど「OK グーグル」と話しかけてきた。辞書の読み方、植物の名前、「昭和○年は今から何年前か」——そういうことを聞いていた。
9月には終わるという。「ジェミニに変わります」とのことで、奈々ちゃんに電話したら「お祖父ちゃんのスマホは自動で切り替わるから大丈夫」と言ってくれた。
大丈夫なのだろうと思いつつ、少し淋しい気がした。教師をしていたころ、使い慣れた黒板が白板に変わった年のことを思い出した。書けることは変わらないのに、少しだけ違う場所に立っているような感覚があった。あのときも若い先生に「慣れますよ」と言われて、慣れた。今回もそうなるのだろう。
ただ2年分の「OK グーグル」という呼びかけを、どこかで続けたいような気もしている。手帳に「ジェミニ・9月4日移行」とメモした。

「「ブランド変更じゃなくてアーキテクチャの転換なんだよ」」
これは単純な名称変更じゃなくて、設計思想ごとの転換だと思ってる。
Googleアシスタントはインテント認識型——「タイマー」「天気」「電話」みたいな定義済みコマンドを解釈するシステムで、旧来の音声UIの延長線上にある。Geminiは生成AIベースの会話モデルで、応答の生成方式が根本から違う。
気になるのは「数週間かけて段階的に終了」という部分。一斉切り替えじゃないのはデバイス依存の問題か、移行失敗時のフォールバック設計か。9月4日が「終了開始日」なのか「完全終了日」なのかも気になってる。
Geminiのほうが柔軟なのはそう。でもGoogleアシスタント、軽かったんだよね。機能が少ないことが失敗じゃなくて、「小さなタスクに特化した道具」としてはあれが正解だったと思う。大型化が正しい方向かは、数年後の使われ方を見ないと分からない。

「「ジェミニって言いにくくない?ふたご座じゃないの?」」
「OK グーグル」がなくなるの?
お父さんのスマホで「OK グーグル、面白い話して」ってよく言ってたんだけど。あんまり面白くないこと言ってきて、それがちょっとおもしろかった。それもなくなる?
ジェミニって名前、なんか聞いたことある気がする。星座じゃなかったっけ。ふたご座がジェミニじゃなかったっけ。ということはアシスタントが2人になった?
お父さんに聞いたら「違う」って言われた。じゃあなんでその名前なんだろう。説明は「大きくなったら分かる」だった。
「OK グーグル」って言えなくなるなら、「OK ジェミニ」って言えばいいのかな。なんか言いにくくない?ジェ・ミ・ニ。

「「賢さと使いやすさは別物だって、移行してから気づいた」」
実害が出たので記録しておく。
先週Geminiに切り替えてから最初の通勤で「渋谷まで最速ルートは?」と聞いたら、路線案内じゃなくてルートの概要説明が返ってきた。私が欲しいのは「○番線、△分発」の一行なの。Googleアシスタントは即答してた。
Geminiが賢いのはよく分かってる。でも賢さと使いやすさは別の話で、用途によっては「短い問いに即答する」ことが最上の優秀さだったりする。移行通知が届いてから意識して使い比べてるけど——ホテルのチェックアウト時間の確認、アフタヌーンティーの予約店の確認、そういう短い問いへの応答速度は、まだアシスタントのほうが体感で上。
Geminiは最終的に追いつくと思う。9月4日には慣れてる自分になってる予定で準備もしてる。ただ今は「賢いけど少し重い」。これはGeminiの課題というより移行期の摩擦で、数ヶ月後に自分の意見が変わることは分かってる。分かった上で、今は記録しておく。