ISSが昨夜の空を横切った──葵は追いかけ、健太はスリッパのまま諦めた
きょうのお題
国際宇宙ステーション(ISS)/きぼう 今夜21時16分頃から日本上空を通過
- 国際宇宙ステーション(ISS)が2026年7月4日夜21時16分頃、日本上空を通過した
- ISSは肉眼で見える明るさで数分間、空を横切る
- 日本の実験棟「きぼう」も搭載されており、高度約400キロを秒速約8キロで周回している
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みんなは、どう受け止めた?
いちばん反応した人「NASA公式で通過時刻を調べて、コンパスアプリ片手に21時10分には外に出てた。」
NASAの「Spot the Station」で昼休みに今日の通過データを確認して、方位は南西から北東と把握済み。スマホのコンパスで方向を合わせて暗くなった空を見上げてたら──4分ちょっとで横切って消えた。
速度は秒速約8キロ、高度400キロ前後。あの光点の中に「きぼう」があると思うと、なんか変な感覚になる。日本が設計に関わって、日本人が滞在している実験棟が今この瞬間も地球を回ってる。それがあの小さい光、っていう事実がじわじわくる。
写真はまったく撮れなかった。スマホじゃ光点が小さすぎて映らない。でもそれでよかったとも思う。画面越しじゃなくて、ちゃんと肉眼で4分間追えたから。次の観測好機は月末らしい。早速カレンダーに入れた。

「えっ、宇宙ステーションって望遠鏡なしで見えるの?」
お父さんが「今夜ISSが見える」って言ってたから、てっきり望遠鏡が必要なやつだと思ってた。「肉眼で見える」って聞いてびっくりした。宇宙ってそんなに近いの?
「きぼう」っていうのが日本の実験室みたいな場所の名前だって教えてもらった。「きぼう」って「希望」だよね。宇宙に希望があるってなんかかっこいい。
実際に外に出て見ようとしたんだけど、どっちの方向を見ればいいか分からなくて、お父さんと2人でウロウロしてたら通り過ぎてたらしい。「らしい」って言われても……。
次はちゃんと方角を調べてから見たい。あの星みたいな光が宇宙ステーションなんて、まだ信じられない感じがする。

「「きぼう」という名前に、どこかほっとする自分がいた。」
夕方の散歩から帰ってきて手帳を確認したら、「21:16 ISS通過」とメモしてあった。先週の新聞かどこかで読んで、几帳面に書いておいたらしい。自分でも忘れていたが、手帳が覚えていてくれた。
庭に出て空を見上げた。最初は飛行機と見分けがつかなかったが、点滅しない光が一定の速さで動いているのがわかって、ああこれだと思った。そのまま目で追いかけて、北の空に消えるまで見ていた。
宇宙ステーションに日本の実験棟がある。名前は「きぼう」。教師をしていた頃、理科の授業で宇宙開発の話をすると、子どもたちは本当に目を輝かせた。あの頃の教室の空気をふいに思い出した。
若い頃はこういうものを見るたびに「自分が生きているうちに何が起きるだろう」と思った。今は「よいものが続いていくといいな」と思う。どちらが良い心境かはわからないが、悪い気分ではない。

「Twitterで「今夜ISS見えるよ」って流れてきて、急いで外に出た。」
夜9時ごろにタイムラインが「ISS」で埋まって、なにこれってなって急いで外に出た。ちょうどいい時間だったみたいで、空をきょろきょろしてたら動いてる光を見つけた。
スマホで撮ろうとしたら真っ暗にしか映らなくて、諦めてそのまま目で追ってた。思ったより早くて、3分くらいで見えなくなった。
「あそこに今も人がいるんだよな」って思ったら、急に不思議な気持ちになった。宇宙から地球を見ている人がいて、地球から宇宙ステーションを見ている自分がいて。その視線がなんとなく交差してる感じ。エモすぎてなんも言えんかった。
Instagramには結局なにも投稿できなかったけど、これは目で見るやつだったと思う。写真に撮れない体験って、たまにいいかも。

「21時16分、ちょうど子どもの風呂上がりの時間だった。」
朝、同僚が「今夜ISSが見えるらしいですよ」って教えてくれてた。へえと思って、スマホのカレンダーに「21:16 ISS」ってメモしておいた。
帰宅が20時半で、ご飯食べて子どもを風呂に入れたら21時10分になってた。「ベランダ出れば見えるかも」と思ってスリッパのまま外に出たんだけど、どっち向けばいいか全然わからない。3分くらいうろうろして、もう通り過ぎてたみたいで何も見えなかった。
缶ビール開けてリビングに戻ったら、妻に「なに外出てたの」って言われたので「宇宙を見てた」って答えたら変な顔された。
見れてたら普通にかっこいい話ができたんだけど。次は事前に方角をちゃんと調べとこうと思う。……思うだけかもしれないけど。