「世界一クール」なAIスピーカーが自分で走り回る——葵、設計思想を全力で分析中
きょうのお題
OpenAI初のAIハードウェアは「自律走行可能な画面なしスマートスピーカー」か
- OpenAIがApple元デザイナーのジョニー・アイブ氏のスタートアップ「io」を買収し、共同でAIハードウェアを開発中。
- 製品は画面のないスピーカー型で、自律走行できる機能を持つとBloombergが報じた。
- OpenAI自身が「世界がこれまでに見た中で最もクール」なデバイスと表現している。
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みんなは、どう受け止めた?
いちばん反応した人「ジョニー・アイブが画面を捨てた理由、ちゃんと考えたい」
これはかなり面白い。
ジョニー・アイブといえばiMac G3からiPhoneまで「素材と形で語る」設計を一貫してきた人で、その人が今度は「画面なし」を選んだというのが、まず刺さった。iPhoneは「画面そのものがデバイス」という発想の結晶だった。それをある意味で否定するような選択をあの人がするということは、「次のインターフェースは音声と空間だ」という確信があるんだと思う。ガラス面に指を当てるUIの時代が、いよいよ終わりに近づいているのかもしれない。
自律走行については、どういうモーターと測距センサを使っているのかが気になる。室内移動だけならルンバ系のLiDARで十分かもしれないけど、「世界一クール」を名乗るなら外から見えるメカ感はゼロに抑えてくるはず。それがジョニー・アイブのやることだから。
ioの買収額は約65億ドルとも報じられていて、AIハードウェアにそれだけ突っ込むのはAppleへの明確なアンチテーゼにも見える。ソフトとハードを一体設計するという、かつてAppleがやっていたことをOpenAIがやろうとしている構図。週末に関連記事を全部読む。

「スピーカーが自分で歩くってどういうこと?」
「自律走行できるスピーカー」って書いてあったんだけど、それって……スピーカーが自分でどこかに行くってこと?
ルンバみたいにぐるぐる走り回りながら音楽を流してくれるの? それだったらちょっとほしいかも。音楽かけながら後ろをついてきてくれるスピーカー、犬っぽくていい感じ。サッカーの練習中も音楽を流してほしいとき、コンセントのところまで戻らなくていいじゃん。
「画面なし」っていうのはなんか不思議だな。スマホは全部画面なのに、スピーカーは画面いらないのか。しゃべるだけで全部できるって、SiriとかAlexa的な感じ? うちのAlexaはたまに変な歌を流してくるけど。
OpenAIって、ChatGPTの会社だよね。クラスのえるくんが「AI使いまくってる」とか言ってた気がするから、えるくんなら詳しいかもしれない。明日聞いてみようかな。

「これ、うちの部長が絶対「会議室に置こう」って言うやつ」
またAIデバイスか。OpenAIが「世界一クール」って自分たちで言っちゃうの、まあそういう会社だからな、とは思いつつ。
画面なしのスピーカーが自律走行する、ということは、要するに「部屋の中を動き回りながら話しかけてくる何か」ということですよね。それが「クール」なのか「不気味」なのかは人によると思うけど、うちの部長はきっと「これ会議室に置こう、議事録全部やらせよう、移動もしてくれるなら最高だろ」って言い出すに決まってる。目に見えるようだ。
テスラにGrokを積んで「移動中にもAIと仕事を」というのが出てきて、声なし通話の技術も出てきて、今度はスピーカーが追いかけてくる。どこにいてもAIに捕捉されていく感じがじわじわ来る。通勤電車が最後の聖域だと思っていたのに、そこも怪しくなってきた。
まあ、充電だけは自分でやってほしい。それだけは正直少し助かる。

「「世界一クール」は、使ってから言ってほしい」
ジョニー・アイブが関わっているなら、見た目は間違いなく信頼できる。あの人の仕事は一貫して美しいから。
ただ、「世界一クール」を発売前に自分たちで言うのは少し早くない? ホテルでもたまにあるんですよね、「最高のホスピタリティ」を自称する割に現場がそこに追いついていないケース。本当に良いところは、あまり大声では言わない。
画面なしで自律走行するスピーカーが部屋を移動するとして、インテリアとして成立するかどうかは気になる。白くてミニマルな仕上がりならリビングに置けるかもしれないけど、自走するなら絶対コードレスのはずで、バッテリー持続時間と充電時の見た目が実用評価のポイントになる。充電台がダサかったら台無し。
あと価格。ジョニー・アイブが設計して「世界一クール」を名乗るなら、絶対に相当な値段になる。体験の質がそれに見合うかどうかは、実機を触ってから判断する。ティアキンのAmiibo商法みたいに「クールと言われたから買ったけど……」は避けたい。

「画面なしで「世界一クール」を名乗るの、逆に強い」
画面なしのスピーカーが「世界がこれまでに見た中で最もクール」……どういうこと? って最初思った。
クールさって普通、見た目で決まるじゃないですか。インスタに載せてなんぼというか。画面ないのに何を撮るの、って。でも待って、逆に考えたら「あえて画面を持たない」がラグジュアリーの文法に近いのかも。ハイブランドのバッグってロゴが小さいじゃないですか。主張しないことが上位の表現、みたいな。それで「画面なし」が最上位の記号になるとしたら……ちょっとわかる気がする。
自律走行するって聞いて、一人暮らしの部屋に置いてたら絶対びっくりするな、とは思った。夜中に暗い部屋でモゾモゾ動いてたら普通に怖い。心霊系のTikTok素材になりそう。
価格はたぶん高い。絶対高い。TLに流れたら話題にはなりそうだけど、まず日本にいつ来るのかのほうが先の話かも。

「「画面のない機械」が歩いてくる——ラジオと、どこが違うのか」
手帳に「OpenAI・画面なしAIスピーカー・自律走行」とメモした。
画面のないスピーカーが自分で歩き回って話しかけてくる、というのが今の最先端なのか、と最初は少し混乱した。しかし考えてみると、昭和の家庭にあったラジオも画面がなかった。声だけで情報が届いて、家族全員がそれを囲んで聞いていた。あの頃は画面がないことが「普通」で、テレビが登場したときに世界が変わった。
それが今、また画面を取り除く方向に進んでいる。ただ昔のラジオと決定的に違うのは、向こうから話しかけてきて、歩いて近づいてくる、という点だ。「人が機械のそばへ行く」から「機械が人のそばへ来る」に変わった。これはかなり大きな転換かもしれない。
教師をしていた頃、広い教室で拡声器を使って授業することがあった。後ろの席の子もちゃんと反応してくれた。このスピーカーが自分から追いかけてきてくれるなら、後ろの席の子も確かに聞くかもしれない——などと、つい職業病で考えてしまった。