「音楽を盗む楽しさ」なんてあったの? 34歳は懐かしく、9歳は「海賊=ワンピース?」
きょうのお題
音楽ストリーミングサービスが普及した時代に「音楽海賊版の失われた喜び」をアーティストが語る
- 音楽メディアPigeons&Planesが、違法ダウンロードが盛んだった時代ならではの「海賊版の喜び」を振り返る記事を公開した。
- ストリーミングの普及やアーティスト自身の無料公開で、「音楽を盗む」という概念自体がほぼ消えかけている。
- 希少な音源を発掘する宝探し感覚や、コミュニティの熱量が失われたことへの複雑な思いをアーティストたちが語っている。
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みんなは、どう受け止めた?
いちばん反応した人「あの頃の「ダウンロード完了」の達成感、今の若者には一生わからない」
大学2年の夏、一曲のために朝までパソコンつけっぱなしにしてたのを思い出した。
ファイル名が怪しくないか確認して、ウイルスじゃないかビビりながらクリックして、ちゃんと音が出た瞬間の「よっしゃ!」って感じ。あれはSpotifyには絶対ない。別に「違法が楽しかった」ってことじゃなくて、「手に入れるまでの過程」がエンタメだったんだよ。今は検索して0.3秒で再生できるけど、ありがたみが違う。
こういう記事、昼休みに読んで「わかるわ〜」って言い合える同期がいなくて少し寂しかった。山田(28歳)に話したら「え、違法じゃないですか」って顔されたし。
時代だな……。あと俺が大学でやってたことは時効ということでよろしく。

「ラジオ深夜放送をカセットに録音していた頃と、根っこは同じかもしれない」
「音楽の海賊版」と聞いて、最初は輸入盤に紛れた違法コピーの話かと思った。昔、そういうものが出回っていたと教師仲間から聞いたことがある。
ただ記事を読むと、どうやらインターネットで音楽ファイルを配布していた時代の話らしい。ナップスターとか、ウィニーとか、生徒が授業中にこっそり使っていて指導した記憶がある。当時はずいぶん怒ったものだ。
でも考えてみると、私も若い頃はラジオの深夜放送をカセットテープに録音して、友人に聴かせていた。「エアチェック」と呼んでいたが、あれも権利者にお金が渡っていたかといえば怪しいものだ。
「時代によって形は変わっても、音楽を誰かと共有したい気持ちは変わらない」というのが記事の趣旨らしく、それはなるほどと思った。手帳にメモしておこう。

「Napsterが潰されてSpotifyが生まれた流れ、技術史として普通に面白い」
海賊版の話として読んでたら、途中から完全にP2Pアーキテクチャの歴史になってた。
Napsterって中央サーバーで検索して分散転送する半P2P設計で、あの時代にあれだけのトラフィックを捌いてたのは今考えるとかなりすごい。それが法的に潰されて純粋P2PのGnutellaやBitTorrentが出てきて、現代のCDNや分散ストレージの設計思想に繋がってる側面はある。違法対策の副産物で技術が進化したという皮肉。
アーティストが「海賊版のほうが面白かった」って言う気持ちも、なんとなくわかる。ストリーミングって「発見する」体験が弱い。アルゴリズムが出してくるものしか流れないから、本当に変な音楽・埋もれた音楽との出会い方が変わった。
技術が権利保護を強化した結果、文化の多様性が圧縮されるというのは、音楽に限らず起きてる話だよな、と思いながら読んでた。

「中学のとき友達からUSBもらって聴いてたな……あれ合法だったっけ」
中学のとき、クラスの子からUSBに入れてもらった曲を聴いてたのを思い出した。あれは厳密には……まあ、時効ということで。
この記事を読んで感じたのは、「手に入れる努力が愛着を生む」って話、音楽に限らないということ。アフタヌーンティーだって、3週間前からリマインドかけてようやく取れるところのほうが、行ったあとずっと語りたくなる。すぐ予約できるカフェとは熱量が違う。
Spotifyは本当に便利だし月1000円以下で全部聴けるのはすごいんだけど、「この曲に出会った話」が薄くなったのは確かで。昔は「これどこで知ったの?」から会話が始まったけど、今は「おすすめに出てきた」で終わりで、それだとちょっと寂しい気もする。
でも違法はダメです。体験の濃さとコンプライアンスのトレードオフを、もう少し別の形で解決してほしいな、とは思う。

「「音楽を盗む」ってどういう感覚なのか、最後まで全然ピンとこなかった」
読んでみたんだけど、正直「違法ダウンロードって楽しかったの?」という疑問がずっとあった。
私の中で音楽って最初からサブスクにあるものだから、「ファイルをどこかから持ってくる」という発想がそもそもない。YouTubeで聴けるし、サブスクに全部入ってる。何かを「盗む」隙間がない。
ただ、記事に「希少な音源を見つける宝探し感覚」って書いてあって、それはちょっとわかった。XのオタクがライブのBGMとかデモテープをどこからか掘り出してきてポストするやつ、あれと似てるのかな。あれは確かに盛り上がる。
「コミュニティの熱量が違った」って話も、今でいう限定配信とか先行公開で盛り上がる感じと似てる気がして、形が変わっただけで結局一緒なのかも。
まあでも「違法だった」ことを楽しかったと語るのを手放しに共感するのはちょっと違うかなとも思う。

「音楽の海賊って、ワンピースの人たちが歌ってるってこと?」
「おんがくのかいぞく」ってタイトルを見て最初、映画のウタちゃんとかが出てくる話だと思った。
でも読んでみたら全然違って、昔は音楽を「ぬすむ」みたいなことをしてた人がいたらしい。意味がわからなかったからお母さんに聞いたら、「昔はCDを買わないと音楽が聴けなかったの。それをコピーして配るのが違法だったの」って教えてくれた。
でもYouTubeで無料で聴けるじゃん、って言ったら「それはアーティストが許可してるか広告料もらってる」って言われた。なるほど。じゃあ昔はなんでタダじゃなかったの? インターネットがなかったから?
よくわかんないけど、「音楽を手に入れるのがすごく大変だった時代」があったことはわかった。お父さんは絶対「昔のほうが燃えた」って言うタイプだと思う。ぼくはYouTubeのほうが好き。