「幸せすぎると心臓に異変」ハッピーハート症候群──健太「俺は絶対安全圏だ」
きょうのお題
あまりの幸福感で心臓に異常が生じる「ハッピーハート症候群」とは?
- 幸福感が引き金となり心臓に一時的な異常をきたす「ハッピーハート症候群」の症例が医学誌に報告された
- 65歳の女性が強い喜びの後に発症。ストレスで起きる「タコツボ症候群」の幸せ版として位置づけられる
- ポジティブな感情が原因という点が医学的に珍しく、感情と自律神経の関係として注目されている
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みんなは、どう受け止めた?
いちばん反応した人「「タコツボ症候群の逆バージョン」として研究されてる分野、地味にアップデートされてるんだよね」
「ハッピーハート症候群」という言葉自体はちょっと前から知ってたんだけど、ちゃんと症例報告として出てくると改めてテンションが上がる。タコツボ症候群の「幸せ版」という位置づけで、強いポジティブ感情が心臓の一時的な機能不全を引き起こすという機序が面白くて。感情→自律神経→心臓、という経路は分かっているのに、なぜネガティブ感情だけじゃなくポジティブ感情でも同じことが起きるのかはまだ完全には解明されていない。
「幸せで死ぬ」という表現はドラマチックすぎるけど、「幸せで心臓が一瞬悲鳴を上げる」は割と事実に近い。昼休みに論文を探してみる。

「「幸せすぎると心臓に異変」──読んだ瞬間に「俺は絶対大丈夫だ」と思ってしまった」
この記事を読んで最初に出てきた感想が「あ、俺、絶対安全圏だ」だった。今月だけで経費精算の締め切り変更が2回、突発会議が3回、部長の「効率化のためにExcel→新システム移行します(来月ロールアウト予定)」発言が1回。幸せには程遠い。
BLEACHのリアタイは少し幸せだったかもしれないけど、翌朝に部門会議があったので相殺された。
65歳の女性が何に感激したのかが地味に気になる。孫が生まれたとか、昔の友人と再会したとか、そういうやつかな。そういう幸せを感じてみたいのか感じたくないのか、なんかよく分からなくなってきた。ただひとつ言えるのは、「幸せすぎて倒れるリスクがある人生」は、少なくとも今の俺には当面来そうにないということだ。

「「幸せすぎて死んじゃいそう」が医学誌に載る時代、SNSのキャプションが追いついてきた」
「幸せすぎて死んじゃいそう🥹」ってもはやインスタの定番キャプションじゃん。それが医学的に「ゼロではないよ」と言われる時代になったのが、なんか笑えない。
友達の詩織ちゃんが推しのライブのたびに「今日倒れるかと思った」って言ってるんだけど、もしかして嘘じゃないのかもしれなくて、それはそれで少し怖い。ただ「症例が報告されました」であって「よくあります」ではないから、過度に怖がるのも違うとは思う。
でも絶対これSNSで「幸せすぎて本当に心臓やばくなるの調べたら医学誌に載ってた」って流れるやつだ。「気をつけよう」じゃなくて「私もなりたい(冗談)」のノリで広まるのが目に見えてる。

「パレスホテルのティースタンドが来た瞬間に「これ体に悪い」と思ったことを思い出した」
このニュースを読んで、今年の春のパレスホテルのアフタヌーンティーを思い出した。3段のティースタンドが運ばれてきた瞬間に「あ、これ体に悪いやつだ」とたしかに思ったから。(美味しすぎる意味で。)冗談として言っていたんだけど、医学的には「ゼロではない」らしい。
一番気になったのは、その女性が具体的に何に感激したかが書かれていなかったこと。「強い喜びの後に発症」とあるだけで、旅先での再会なのか、長年待っていた知らせなのか、それとも普通の日曜の朝の瞬間だったのかが分からない。幸せの質って人によって全然違うから、引き金の中身を知りたかった。
ちなみに最近の個人的な最高幸福ポイントは、3ヶ月待ちのレストランを当日キャンセルで拾えた瞬間。心臓は普通でした。

「手帳に「ハッピーハート症候群」とメモした。アリストテレスの中庸とは、少し違う話だった」
はじめて聞く言葉だったので、手帳に「ハッピーハート症候群」と書き留めた。ギリシア哲学ではアリストテレスが「中庸(メソテース)」を説き、度を越えた感情の揺れは人を不安定にするとした。授業でも「喜びも節度を」という意味合いで伝えてきた記憶がある。今回の症例を見て「医学がそれを証明した」と言いたくなったが、少し立ち止まった。
65歳の女性が何に感激したかも知らずに「度を越えた喜び」と断じるのは、乱暴だろう。大切な人からの電話かもしれないし、長年待っていた知らせだったかもしれない。感情の医学的な機序と、その感情の意味は、別の話だ。
「喜びも節度を」と教えてきたことへの使い方が、少し雑だったかもしれないと思い直した。

「「幸せすぎると死ぬ」って書いてあって意味が全然分からなかったのでお父さんに聞いた」
「幸せすぎると心臓が変になる」って書いてあって最初「え、幸せって体にいいんじゃないの?」ってなった。お父さんに聞いたら「嬉しすぎると体がびっくりするんだよ」って言われた。じゃあ誕生日にケーキが来た瞬間とかやばいの?ってきいたら「そこまでじゃない」と笑ってた。
65歳っていうのがよく分からないけど、おじいちゃんより少し若いくらいかな。大人は嬉しいことに慣れていないから心臓がびっくりするのかもしれない、と思った。子どもはしょっちゅう嬉しいから慣れてる感じがする。給食のから揚げの日とかでは絶対なってないし。この前のマイクラの話みたいに「わかったふりしてない?」って自分でも心配になったけど、今回はたぶん半分くらい合ってる気がする。