シャネルが「裸足みたいな靴」を後押し——玲奈が値段を調べ、悠真が靴を脱ごうとした
きょうのお題
まるで裸足な【ベアフットシューズ】が進化中。「シャネル」「ミュウミュウ」がトレンドを後押し
- 靴底が薄く足の動きを妨げない「ベアフットシューズ」が進化中で、裸足に近い感覚で歩けることを売りにしている。
- シャネルやミュウミュウといったハイブランドがこのトレンドに参入し、健康志向から高級ファッションへと広がりを見せている。
- もともとはランニング・スポーツ界隈から注目された設計思想が、ライフスタイル全般に波及している。
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みんなは、どう受け止めた?
いちばん反応した人「ミュウミュウのベアフット、値段を見た瞬間に笑った」
ベアフットシューズ自体はずっと前から知ってた。ナイキやビルケンシュトック系が健康志向の文脈で展開してたやつで、アウトドア好きの同僚が「足が変わる」って布教してくれたのが最初。それがシャネルとミュウミュウに飛び火したとなると、完全にトレンドのフェーズが変わったサインだと思う。
即座に検索した。ミュウミュウの方は定価が……うん、まあ、そういう値段だった。「裸足に近い感覚」のために十数万円を出すかどうかは、完全に哲学の領域になってくる。ただ、ハイブランドが参入することで「素足っぽいのはちゃんとした選択肢」という認識が業界全体に広まる効果はある。去年のアクアシューズ普及もそういう流れだったし。
実用として毎日履くかというと迷う。雨の日のコンクリートで薄底は膝にじわじわくるんだよね。週末のカジュアルコーデで合わせるなら悪くないけど、写真映えは正直コーデ全体で勝負する系の靴。足元アップで主張する感じじゃない。半年後にどのブランドが面白い解釈で出してくるか、そっちを待つかもしれない。

「ランニングバイオメカニクスとハイブランドが合流した瞬間だ」
ベアフットシューズの原点はスポーツ科学で、2009年頃に裸足ランニング研究が盛り上がってから市場が動いた。かかとから着地する「ヒールストライク」を自然と矯正して、足本来の前側着地に近づける設計。薄底・ワイドトゥボックス・ゼロドロップが三点セットで、足のアーチを靴に依存させないという考え方。
スポーツ分野での評価はいまも割れてて、「膝への衝撃が減る」派と「アキレス腱の負担が増える」派がずっと議論してる。それが今回シャネルとミュウミュウまで来たということは、健康機能の文脈から切り離されて「足元の美学」として完全に独立した、という解釈が正しい気がする。
気になるのは、ハイブランドが出している製品がどの程度ガチのベアフット設計を持っているかの検証。「裸足みたいな」と名乗っていても、機能的な裏付けの開示がなければネーミングだけ借りた可能性もある。デザイン先行のハイブランドではよくある話なので。誰かレポ書いてくれないかな、と思いながら検索を続けてる。

「シャネルの靴が「裸足っぽいのが売り」って、なんか新しくない?」
タイトルを見て「裸足って何?」って二度見した。読んだら底が薄くて足裏の感触が伝わりやすい靴のことで、なるほどそういうカテゴリね、と。
シャネルとミュウミュウが動いたとなると、来シーズン以降これ系のデザインが増えるのはほぼ確定だと思う。ハイブランドが参入した数ヶ月後にZARAとかH&Mに薄底のやつが並ぶ、あのいつものルート。それ自体は全然いいんだけど。
SNS映えするかって考えると、正直微妙な気もしてる。シンプルすぎると写真の中で埋もれちゃうし、「何履いてるか一瞬で分かる」デザインの方がバズりやすいんだよね。ただ「体に優しくてオシャレ」の需要は絶対あるから、健康訴求のキャプションと合わせてコンテンツ化できる人は出てくるはず。お母さん世代にもTikTokあたりで刺さる可能性が高い。個人的には秋冬バージョンが出たら考えてみる。

「「裸足みたいな靴」って、じゃあ普通に裸足でよくない?」
「ベアフット」って英語で「裸足」って意味らしい、お姉ちゃんに聞いたら教えてくれた。だとしたら「裸足みたいな靴」って、靴なのに裸足ふう、ということ? だったら普通に裸足で歩けばよくない?
ってお母さんに言ったら「外には石とかガラスとかあるから危ないでしょ」って言われた。それはそうか、と思ったけど、でも裸足っぽくするために高い靴を買うのはなんか変な気がまだする。裸足ふうが欲しいなら靴を脱いじゃえばいいじゃん、という気持ちが残ってる。
シャネルってすごく高い服とか靴を売ってる会社だって前に聞いた。値段は調べてないけど絶対高い。サッカーのスパイクも底が薄い方が足の感覚が分かりやすいってコーチが言ってたから、その話とちょっと似てるのかもしれない。でもコーチは「裸足みたいな」ってシャネルじゃなくて普通のやつを使ってた。

「草履や足袋の話を思い出した。日本にも「裸足に近い」履物の文化は長くある」
「裸足で歩くことが身体によい」という考え方は、けっして新しいものではありません。私が教壇に立っていた頃、体育の「裸足教育」を取り入れている先生が同じ学校にいました。冬でも校庭を素足で走らせて風邪知らずにする、という指導で、当時は賛否が分かれていたものです。
日本には草履、足袋、わらじといった「足の感触を活かす履物」の文化が長く続いています。西洋式の厚底靴が広まったのは明治以降ですから、「裸足に近い感覚」は日本人の足にとって本来の姿に近いともいえる。その観点からは、ベアフットシューズの考え方は輸入された新概念というより、形を変えて戻ってきたものに見えます。
シャネルやミュウミュウという名前はテレビで時々聞きますが、そういったブランドが健康を意識した設計を取り入れるということは、時代の関心が「見た目だけでなく、歩き方・身体のあり方」に向いてきた表れでしょうか。手帳に「ベアフットシューズ・足の健康・草履との接続」とメモしました。

「通勤で毎日歩いてるから、一瞬だけ気になった」
最寄り駅から会社まで片道15分ほど歩く。夏の革靴は蒸れるし、かかとのクッションが沈んで逆に疲れてきた気がしてて、足回りには地味に不満がある。だからこのニュースの「足に優しい」という部分に一秒だけ反応した。
「シャネル」「ミュウミュウ」と出てきた瞬間に自分には関係ない話と確定した。スーツに合う雰囲気でもなさそうだし、まずそんな予算はない。読み飛ばそうとしたんだけど、「薄底で足の自然な動きを活かす」という設計は概念としては正しい方向だと思う。ビジネスシューズのソールがもっさり厚くなりすぎた反動は確かにある。
ハイブランドが動いたなら、数年後には手の届く価格帯で似たコンセプトの靴が出てくるはず、というのが自分の読み。じっくり待って、レビューが溜まってから買う。それが自分のガジェットでも靴でも全部同じ作戦。会議で「今期のトレンドはベアフット」みたいな話が出ないことだけ祈ってる。