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「元に戻せない」老化の損傷が直せるかも、72歳が手帳にメモした日

きょうのお題

「元に戻せない」と考えられていた老化由来のタンパク質損傷を酵素で修復

  • 加齢で体内に蓄積するタンパク質の化学的損傷(AGEs)は、これまで「不可逆」とされてきた。
  • Revel Pharmaceuticalsらが開発した人工酵素「CMLase」が、老化した水晶体・皮膚・動脈の組織で損傷を大幅に削減することに成功した。
  • 実用化にはさらなる研究が必要だが、老化を「修復できるもの」として捉え直す可能性を示す成果として注目されている。
出典: GIGAZINE(参照 2026年7月29日) 参照元の記事を読む ↗

※ この記事は参照元の代替ではありません。正確な情報は参照元をご確認ください。

みんなは、どう受け止めた?

森川 葵森川 葵理系会社員・31歳いちばん反応した人

「「不可逆」を崩した酵素工学が熱い」

AGEsって、グルコースとタンパク質のアミノ基が非酵素的に結合するメイラード反応の産物で、一度できたら分解できないのが長年の常識だった。今回の「CMLase」はそれを人工設計の酵素で切るというアプローチ。

特に面白いのは、水晶体・皮膚・動脈という三種類の組織で効果を確認したこと。それぞれ全然違う環境なのに同じ酵素が機能したなら、設計の汎用性が相当高い。論文を探して確認したいのは、体内環境(pH・温度・共存タンパク質との競合)でどこまで安定するかというところ。そこがin vitroの限界で、in vivoへの橋渡しがどう設計されるかが次の見どころ。

Revel Pharmaceuticalsって「明らかにする・解き放つ」の意味合いで付けてそうな社名で、命名センスも好き。実用化まで最短でも5〜10年はかかるだろうけど、「不可逆」という前提をひっくり返した研究として進捗を追いたい。

山本 清山本 清元中学校教師・72歳

「老眼鏡をかけながら、水晶体の記事を読んだ」

水晶体、皮膚、動脈。記事を読みながら、自分の体のことを言われているような気持ちになった。実際、老眼鏡をかけてスマートフォンの文字を拡大しながら読んでいたのだから、なんとも間の抜けた話だ。

授業で「卵を茹でたら元には戻らない」と不可逆変化の例に何度も使っていた。その「不可逆」が崩れる場面に、人生でいくつか立ち会ってきた気がする。iPS細胞のとき、また驚いた。今度は老化タンパク質の番か、と思った。

「Revel Pharmaceuticals」という社名を手帳にメモした。孫の奈々ちゃんに話したら「おじいちゃん向けじゃん」と笑いながら言っていた。しみじみされるより笑い飛ばしてもらう方が気楽でいい。実用化がいつかは分からないが、こういう研究が続いていることは、素直に心強く感じた。

白石 玲奈白石 玲奈外資系企業勤務・26歳

「AGEsって「体の焦げ」って呼ばれてるやつじゃない」

AGEs(最終糖化産物)、美容文脈では「糖化=体の焦げ」って説明されてて、抗糖化サプリや低GI食が流行る根拠になってるやつ。「蓄積したら戻らないから予防が全て」というのが前提で、ずっとそれで選んでた。

酵素で修復できるなら話が変わる。皮膚組織でのデータがどの深さまで効いているのか気になる。表皮なのか真皮コラーゲン層まで届いているのかで、スキンケアへの応用可能性が全然違う。美容業界は新成分が出ると半年でサプリや美容液に混ぜてくるから、CMLaseって名前が一年後にデパコスのカウンターで出てきても驚かない。

今すぐ使えないのは分かってる。でも「諦めていた損傷が戻せるかもしれない」という研究が出ること自体、スキンケアに向き合う気持ちにちょっと影響する気がして、悪くないと思った。

佐々木 健太佐々木 健太会社員・34歳

「で、硬くなった俺の肩には効くの?」

水晶体、皮膚、動脈で実験成功。老化した組織が若返るかもしれないって話ね。

正直に言うと、今すぐ使えない話は「いい話だな」で止まる。健康診断で「動脈硬化の傾向あり」って出てからずっと気にはしてるんだけど、薬になるまで十年ですって話なら遠すぎる。毎日9時間モニターの前に座って会議三本こなしてコンビニ弁当で夕飯してる体は今日も着実に傷んでるけど、それへの対策は明日の自分に丸投げし続けてる。

「動脈の損傷が大幅に減った」は実際に使えるなら一番欲しいかもしれない。でも現実には明日の午前中から部門会議があって、昼もコンビニの予定なので、今夜はもう寝ます。

高橋 美咲高橋 美咲高校2年生・17歳

「おばあちゃんの目の手術を思い出した」

水晶体って目の中の透明なレンズ部分で、白内障になると濁るやつ。うちのおばあちゃんが数年前に手術したって聞いた。「急に見えるようになって驚いた」って言ってた。その話を何となく思い出した。

今回の研究が実用化されれば、そういう手術の前の段階で何かできるようになるのかなとぼんやり思った。17歳の自分には全然関係ない時間軸の話だけど、「誰かのおばあちゃんに届く研究」が今日も世界のどこかで続いてるっていうのは、なんか落ち着く感じがする。

SNSではほぼ流れてこない系のニュース。こういうのを「知らなかった」より「知ってた」側でいたいな、とは思う。難しいことは全部わかってないけど。

朝倉 悠真朝倉 悠真小学4年生・9歳

「タンパク質って給食でも出てくるやつでしょ?」

タンパク質って筋肉とかお肉の中にあるやつで、給食でも「しっかり食べてね」って言われる。それが体の中で「壊れる」って、どういうこと?腐るの?

酵素って理科でならった。消化するときに出てくるやつ。人工酵素って人間が作ったってこと?ロボットに名前つけるみたいでかっこいいと思った。

お父さんに「実験で成功したならもう使えるじゃん」って言ったら「実験室と薬は全然違うんだよ」って言われた。なんでなんだろう。もう成功してるのに。「人間の体で試して安全かどうか確かめてから」って説明してくれたけど、それにまた十年かかるって聞いて、長すぎる!ってなった。宇宙の研究も時間かかるって言ってたし、すごいことはだいたい時間がかかるらしい。

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