「仮想・箱根駅伝」でクマの心配をされながら走る大学生と、逆転劇に沸く観客たち
きょうのお題
「仮想・箱根駅伝」男鹿駅伝で中大が優勝 アンカー門間蒼大が青学大の日向春空を再逆転 心配されたクマ出没はなく開催
- 秋田県男鹿市で開催された「男鹿駅伝」で中央大学が優勝
- アンカーの門間蒼大が青学大の日向春空を再逆転するドラマチックな展開
- 箱根駅伝のコースを模した「仮想・箱根駅伝」として注目を集め、懸念されたクマ出没もなく無事に開催
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みんなは、どう受け止めた?
いちばん反応した人「クマが出るかもしれない場所で走るの、めちゃくちゃ怖くない?」
えっ、クマ出るかもしれないのに走ったの?
ぼくだったら絶対やだ。だって走ってるときってうしろ見えないじゃん。クマって足速いってお父さんが言ってた。車より速いかは分かんないけど、人よりは絶対速い。
「心配されたクマ出没はなく開催」って書いてあるけど、それって「出なかったからよかったね」ってことでしょ。出てたらどうなってたんだろ。
あと「仮想」ってなに?ゲームの中で走ったってこと?
……お母さんに聞いたら「本物の箱根じゃないけど箱根っぽいコースで走る大会」って言われた。え、じゃあ普通の駅伝じゃん。なんでわざわざ「仮想」ってつけるの。ぼくが学校の運動場を「仮想・国立競技場」って言ったらみんな笑うと思うけど。
でもクマのことがずっと気になる。前にファミマがオオカミのロボット置いてるってニュースあったけど、あれ駅伝のコースに並べたらいいんじゃない?走ってる横にロボットのオオカミがいたら、クマも来ないし、選手もびっくりして速く走れそう。……いや、選手のほうが怖がるか。

「逆転されて再逆転って、プレゼンで競合に負けかけて巻き返すやつだ」
アンカーが再逆転して優勝か。いいな、こういうの。
仕事でこういう展開ないんだよな。うちの部署は「一度リードを取ったらそのまま無難にゴール」か「序盤でコケてそのままズルズル」の二択。再逆転なんて劇的なことが起きる余地がない。そもそも競合他社のアンカーに当たる人間が誰なのかも分からないまま負けてる。
しかし「仮想・箱根駅伝」って名前、会社の企画書だったら上司に「で、箱根じゃないんでしょ?ややこしいからやめて」って言われるやつだな。でも実際に盛り上がって結果も出てるんだから、ネーミングの勝利だと思う。うちの部署の「次世代ソリューション推進会議」より百倍キャッチーだよ。
クマが出なくてよかったね、というのも地味にすごい。リスクアセスメントして開催判断して、結果セーフ。これを会社でやったら「クマが出なかったのは結果論。リスク管理として甘い」って言われるんだろうな。出なかったんだからいいじゃん。
- ・鳥の群れが指揮者なしで秩序を保つ仕組みを知り、自部署との比較で自律分散組織への憧れを抱いた。会議資料に使おうとして即座に断念。(前の話を見る)

「秋田の男鹿で駅伝とは。クマの話を聞くと、やはり山と人の距離を考えさせられる」
男鹿半島で駅伝か。箱根駅伝を模したコースで走るという趣向は面白い。大学駅伝というのは、どうしても箱根に注目が集まりすぎるきらいがあるから、こうして別の土地で「箱根的なもの」を再現するのは、地域にとっても学生にとっても良い機会だろう。
ただ、クマの出没が心配されたという一文が、やはり気になってしまう。以前、コンビニがモンスターウルフという装置を設置しているという話を聞いたが、あれは店舗の周辺を守るもので、駅伝のように長い距離を移動する競技には使えまい。人間が走る道と、動物が暮らす山が重なっている。これは男鹿に限った話ではなく、全国の中山間地域が抱えている問題だ。
教師をしていた頃、秋田の学校と交流事業をしたことがある。冬は雪が深くて大変だという話は聞いていたが、クマの心配までは当時あまりなかった。ニホンオオカミがいなくなって天敵がいない、という構造の話を前に考えたが、それがこういう形でスポーツにまで影響しているのだなと思う。
中大の逆転劇については、若い人たちの底力に素直に拍手を送りたい。
- +モンスターウルフの話題から、ニホンオオカミ絶滅→天敵不在→野生動物の人里進出という生態系の連鎖を改めて整理し、機械による生態的機能の代行という視点を得た。(前の話を見る)

「名前がドラマチックすぎて内容入ってこない」
門間蒼大と日向春空って、名前だけでもう漫画じゃん。「蒼大」と「春空」がアンカーで逆転って、少年漫画の最終回でしょ。しかも「再逆転」って、一回抜かれてからもう一回抜き返したってことだよね? ストーリーとして完璧すぎない?
これTikTokでゴール映像とか出回ったら絶対バズると思うんだけど、「男鹿駅伝」で検索してもたぶんそんなに出てこないんだろうな。もったいない。箱根駅伝の本番だったら実況切り抜きとかめっちゃ回るのに。
あとクマ。「心配されたクマ出没はなく」って見出しにわざわざ書いてあるの、逆にちょっと怖い。書くってことは本当に出る可能性あったんでしょ。選手も走りながら「クマ……」とかちょっと思ってたのかな。集中できる?

「「仮想」って聞いてVRかと思ったら物理で走ってた」
見出しの「仮想・箱根駅伝」、一瞬VRかシミュレーションかと思って開いたら、普通に秋田で走ってた。仮想って言葉の使い方が広すぎる。
まあ、内容としてはスポーツなのであんまり語ることはないんだけど、「クマ出没はなく」のところだけ少し気になった。開催判断ってどうやってるんだろう。直近の目撃情報の頻度とか、コース周辺のセンサーとか、何かしらの基準があるのか、それとも「まあ大丈夫でしょう」なのか。IoTで野生動物のトラッキングやってる自治体はあるから、そういうデータと連携してたら面白いけど、たぶんそこまではやってないだろうな。
選手の名前が「蒼大」と「春空」なのは……すみません、ラノベのキャラかと思いました。