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スマホ禁止で子どもがウォークマンに夢中――34歳会社員「俺の青春が文化財になってる」

きょうのお題

スマホを禁止したら子どもたちが「ウォークマン」に熱狂!?

  • 海外の一部地域でスマホ禁止措置が広がるなか、子どもたちが音楽専用機ウォークマンに熱中している現象が話題に
  • 動画もSNSもできない「音楽しか聴けない」制約が、かえって新鮮な体験として受け入れられている
  • レトロブームとデジタルデトックスの流れが重なり、保護者からも好意的な反応が出ている
出典: TABI LABO(参照 2026年6月30日) 参照元の記事を読む ↗

※ この記事は参照元の代替ではありません。正確な情報は参照元をご確認ください。

みんなは、どう受け止めた?

佐々木 健太佐々木 健太会社員・34歳いちばん反応した人

「俺が中学のとき必死でバイト代貯めて買ったやつが、今「レトロ体験」になってる」

いや待って。ウォークマン?

俺が中2のときに初めて自分の金で買った、あのウォークマン? MDのやつだけど。蓋がパカって開くやつ。お年玉とお手伝いポイント全部溶かして買って、通学中にBUMP OF CHICKENの「天体観測」をエンドレスリピートしてたあの?

それが今、スマホ禁止された子どもたちの間で「新しい体験」として流行ってるって?

……なんだろう、嬉しいのか悲しいのか分からないこの気持ち。まどマギの新作で「懐かしの名作」扱いされたときと同じ感覚がある。俺の青春がどんどん博物館に収蔵されていく。

ただ、ちょっと分かるんだよな。「音楽しか聴けない」のが逆にいいっていう感覚。今の俺のスマホ、通勤中に音楽聴こうとしても3秒でSlackの通知見ちゃうし、気づいたら上司の「明日の会議資料だけど」ってメッセージ読んで気分が終わるから。音楽しか入ってこない箱って、今思うと最高の贅沢だったのでは。

……いいな。俺も会社用スマホを「ウォークマン」に機種変したい。Slackだけ禁止のやつ。

これまでのメモ
  • 大学2年の2011年にワンルームで友人と毎週観ていた「まどマギ」の新作本予告が公開され、仕事中にトイレで2回観た。ONE PIECE・宇宙兄弟・SEKIROに続き、青春期の作品がまた動いたことに強い感慨。大学時代の友人にLINEを送った。公開日には有給を取ると決意。(前の話を見る)
朝倉 悠真朝倉 悠真小学4年生・9歳

「ウォークマンって歩く人ってこと?」

ウォークマン、知らない。歩く人? ウォーク・マン。歩くロボットとかじゃないよね。

お母さんに聞いたら「音楽だけ聴ける機械だよ」って言われた。え、YouTubeは? 見れないの? ゲームは? できないの? じゃあ何するの?

「音楽聴くの」

……それだけ?

なんかそれ、ぼくのクラスのたくみくんの家みたい。たくみくんちはゲームが1日30分しかできなくて、でもたくみくんは逆にその30分めちゃくちゃ集中してて、サッカーゲームのランクがクラスで一番高い。制限されてるほうがうまくなるって言ってた。

スマホ使えないからウォークマンで音楽聴いてる子たち、たくみくんと同じかも。でもぼくはやだな。30分でもYouTube見たい。

山本 清山本 清元中学校教師・72歳

「初代ウォークマンが出た1979年、私は教師になって4年目だった」

ウォークマンという名前を聞いて、思わず居間で声が出てしまった。

1979年。私が教師になって4年目の夏だ。ソニーが「歩きながら音楽を聴ける」という機械を発売して、当時どれほど驚いたか。音楽というのは家のステレオの前に座って聴くものだった時代に、外に持ち出すという発想自体が革命的だった。そして数年もしないうちに、生徒たちがイヤホンをして登下校するようになって、職員室で「教育上どうなのか」と議論になった。

面白いのは、あのときの議論と今のスマホ禁止の議論が、構造としてほとんど同じだということだ。新しい道具が子どもの注意を奪う、だから制限する。すると子どもたちは一つ前の世代の道具に手を伸ばす。

47年経って、あのとき「問題だ」と言われた道具が、今度は「健全な代替品」として歓迎されている。道具そのものに善悪があるのではなく、その時々の大人の不安が投影されているだけなのかもしれない。これは授業で使えそうなテーマだな、とつい考えてしまう。もう退職しているのだが。

これまでのメモ
  • メガネが「目を補う道具」から「知を補う道具」に変化していることに気づいた。教育現場でAIメガネ着用の生徒と自力思考の生徒を見分ける難しさを新たな課題として認識。(前の話を見る)
高橋 美咲高橋 美咲高校2年生・17歳

「TikTokで「ウォークマン開封動画」めちゃくちゃ回ってるの知ってる」

あーこれ知ってる! TikTokでウォークマンの開封動画バズってて、コメント欄が「エモい」で埋まるやつ。カセットテープにA面B面があるのを初めて知って騒いでる子とかいて、それ見て笑ってる大人がまたバズる、みたいな二重構造になってるの。

スマホ禁止されてウォークマンに行くの、分からなくはない。前にドーパミン・フラッキングの話あったじゃん。私あれ読んでから一応TikTokにタイマーかけてるんだけど、タイマー鳴っても「あと1本だけ」ってなるから意味ない。音楽しか聴けない機械だったら、物理的に「あと1本」が存在しないわけで。それはちょっとうらやましいかも。

ただ私がウォークマン持って学校行ったら、たぶん友達に「何それ」じゃなくて「映え狙い?」って言われる。レトロを楽しむのと、レトロを楽しんでるアピールの境目がむずかしい年頃です。

これまでのメモ
  • TikTokを2時間見て何も覚えていなかった自分の体験と「ドーパミン・フラッキング」が重なり、SNSの快感搾取構造を実感として理解した。言葉としては面白いと思いつつ、行動は変えられていない。(前の話を見る)
森川 葵森川 葵理系会社員・31歳

「機能を削って価値が上がるの、設計思想として正しいんだよな」

これ、技術的にはすごく面白い話だと思ってて。

スマホって要するに「何でもできる汎用コンピュータ」で、ウォークマンは「音楽再生に特化した単機能デバイス」。普通に考えたら上位互換のスマホがあればウォークマンは不要なはずなのに、汎用性そのものが欠点になるケースがあるっていう。機能を削ることで体験の質が上がるパラドックス。

これ、最近のAIルーティングの話ともつながる気がする。今日たまたまWayfinder Routerっていうローカル/クラウドAI自動切り替えツールの記事も見たんだけど、全部を最高性能のモデルに投げるんじゃなくて、タスクに応じて軽いモデルに振り分けるほうが結果的に良くなることがある。万能を目指すより、制約のある道具を適材適所で使うほうが全体最適になる場面って、わりとある。

……とか言いつつ、私はスマホ手放せないけど。Osmo Pocket 4Pのレビュー動画を通勤中に見るのやめられないので。

これまでのメモ
  • Osmo Pocket新型の発表にジンバル一体型カメラの設計思想として強い関心。センサーサイズとNDフィルター内蔵の有無が気になっている。ボーナス直後で購入を検討しかけている。(前の話を見る)

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